第3回 google ウェブマスター向け公式ブログで中小企業向けSEO対策方法を公開しています。
ウェブマスター向け公式ブログ紹介されていたSEO対策の解説も今回で最後です。
第一回で大まかな方法とまとめ、googleからの動画を紹介
第二回でその内容の前半部分をまとめました。
詳しくは、過去の記事を参照ください。
今回は以下の内容を解説していきます。
- ・コンテンツの工夫
- ・ページ設計で必要な事
- ・アンカーテキストの使い方
- ・SEOの落とし穴
- ・ページの表示速度
- ・検索順位の確認
- ・SNSの活用
コンテンツの工夫
ページタイトルやキャッチコピーには、ページの内容に関連した自然なキーワードを使用する事を勧めています。
検索で会社や製品等を探す時に必要なキーワードです。競技用シューズを販売しているのであれば、「ランニングシューズ」にすると検索に関連したキーワードとなります。
また訪問者が持つ疑問に答えられるページ作りが大切です。
例えば、「商品の評判」を知りたくて検索してきたユーザーに対して、きちんとレビューを用意・投稿できるようしているか?
「不良品だった場合の対象方」で検索してきたユーザーに対してはお客様サポートの指針やページを用意できているか?
検索で来たユーザーに対してページのコンテツを用意しておく事が大切です。
ページ設計で必要な事
各ページに固有の内容・タイトル(メタタグ)を設定する事で検索結果に反映される可能性が高まります。
また、メタディスクリプションをしっかり書く事で検索時のスニペットに用いられる可能性が高くなるのできちんと設定しておきましょう。
アンカーテキストの使い方
アンカーリンクを貼る時は分かりやすい名前を入れましょう。
悪い例:詳しくはこちら
良い例:第3回中小企業向けSEO対策記事はこちら
とアンカーリンクのリンク先を明確に書く事を勧めています。
またこういったアンカーテキストをしっかりとつける事で検索結果に反映される事もあります。
動画ではnasaの検索結果を使用しています、日本語のsoftbankをみてみましょう。
画像にあるように各ページのページ固有タイトル表示に影響します。
SEOの落とし穴
サイト運営で気を付けないといけない落とし穴として、疑わしいSEO会社の利用を避けるように勧めています。
「検索結果上での上位保証する」という謳い文句は信用してはいけないとの事です。
また、PageRankを渡す目的でプログラムを利用したり、リンクを購入する事も良くないようですね。
デザインに力を入れる事は素晴らしいですが、インデックス出来ない部分、検索可能でない部分に力を入れすぎないようにしましょう。
初期のサイト設計段階で考慮すべき問題ですね。
ただし、元からSEO対策を視野に入れていないブランドイメージを大切にしたサイトなどは別ですね。
ページの表示速度
新規企業にはここまで力を入れるのは難しいことは思いますが、「アカマイ・テクノロジー」が調査した結果「ユーザーが許容出来るEコマースページの読み込み時間は2秒以内」という調査結果も出ています。
googleでは0.5秒以下を目指しているそうです。
一般的に、ページの読み込み時間が多いほどユーザーの離脱率は上がってしまうという事を意識して下さい。
弊社もこの問題でサーバーを専用サーバーに移しました。
詳しい記事は「ホームページでの画像読み込みが異常に遅いので、サーバーを真剣に選んで乗換ました。」で書いています。
検索順位の確認
会社名で検索して、自分の会社が検索結果の何番目に表示されているか確認しましょう。
ウェブマスターツールの「検索クエリ」の項目で検索キーワードの順位を調べる事が出来ます。
SNSの活用
検索での集客ですが新規企業の場合、製品名やサービス名で検索されない事は珍しい事ではありません。
そんな状況の時は、会社の商品や製品に関するユーザーが集まっているフォーラムやブログ、SNS等のサイトで潜在的な顧客やコミュニティをみつけるところから始める事を勧めいています。
ただし重要なのは、検索結果の上位に位置し、維持し続けるために製品のサービスを提供し続け(ホームページの更新)評判を呼ぶことが重要だという事です。
googleのディベロッパープラグラムでテックリードをしているMaile Ohyeさんは新規企業からSNSに力を入れるべきかという質問を度々受けているそうです。
MaileさんはSNSは大きな影響力があると考えているようです。
その理由として、検索エンジンだけの訪問経路を確保するよりも、様々な経路からの訪問者を獲得できるからです。
ただ、ユーザーを獲得するにはいくつかのコツが必要なので総体的に考える事が大切です。
まずは、主要なサイト(SNS)でアカウントを作成しましょう。
忘れてはいけないのが全てはユーザーをコンバージョン(目的)に繋ぐことが最終目標だという事です。
その為には、SNSから自分のサイトのコンバージョンに繋がるまでユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)を考える事です。
何よりも大切なのなのは、顧客となり得るユーザーがいる場所に焦点を当てる事が最も大切な事だという事です。
会社の強みを生かせるSNSを選ぶことが大切で、会社の社長がツイッターを活用しているなツイッターで情報発信をしてもらう事も一つの方法です。
facebook好きの営業マンがいるならそれも良いチャンスとなるでしょうし、google+を利用している開発者がいるならコミュニティを作って交流を任せるのも良いでしょう。
大切なの、うまい宣伝やユーザーとの交流ではなく、コンバージョン(目的)は自社サイト上で起こるという事を忘れないで下さいと言っています。
まとめ
SEO対策の基本となる部分と、サイト運営の方法を合わせた形ですね。
確かに最近のgoogleの検索エンジンアップ―デートではサイト内コンテンツのオリジナル性や更新頻度等に焦点をあてたものが多いです。
いかに、質の高いサービスを提供しているサイトにユーザーを導くかに力を入れています。
もちろん、相互リンクの全てが悪いわけでもないのでバランスが大切だという事ですね。
弊社でもこのブログをはじめてから検索での順位は少しづつ上がるようになってきました。もちろんこのブログだけの力ではありませんが、ホームページの運営もSEO対策の一つとして大切です。
もう2~3年前のSEOの本は参考になりませんね。それぐらいgoogleの検索エンジンの進化は早いという事です。
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