5月のgoogleウェブマスター向け公式ブログまとめ

6月に入り2013年も残り半分に近づいています。2月から始めたこのまとめ記事も4回目で、凄く重要な発表が続いたと思ったら、そんなに大した情報のない月もあったりと、ムラがあるなと感じています。
今月は類似した内容のページで優先さる津ページを指定出来る「rel=canonical 属性」の5つのよくある間違いについての記事が勉強になりました。

 

5月のgoogleウェブマスターツール向け公式ブログの記事は以下の通りです。
rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い
イベント 「ウェブマスター1年生のための『ホワイトハットSEO』」 に参加します
組織のロゴの schema.org マークアップのサポートを開始しました
Google+: モバイル サイトでのコンテンツおすすめ機能

rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い

canonical ページは、複数の類似ページの中で優先されるページの事を言います。ショッピングページや不動産の物件ページ等もその一つに当てはまると思います。
この canonical を指定して類似ページの中でもより優先して検索結果のインデックスに登録されるように設定する事が出来ます。

 

 

今回のウェブマスター向け公式ブログでは、そんな rel=canonical 属性でよくある間違いを5つ紹介しています。

 

1.複数ページにまたがるコンテンツの 1 ページ目を rel=canonical のリンク先とする
複数ページにまたがるコンテンツの2ページ以降に1ページへ rel=canonical を設定してしまうと検索のインデックスに登録されなくなってしまうので注意しましょうという事です。

 

2.絶対パスのつもりで相対パスを記述してしまう
リンク先を指定する時に「example.com/cupcake.html」と記述しているケースがありますが、これは絶対パスではないのでしっかりと「https://」をつけるか、「/cupcake.html」としましょう。

 

3.rel=canonical を意図しない形で指定している、または 2 つ以上指定する
貼った事を忘れてそのまま使用したり、テンプレトーとして利用したり、打ち間違え等のミスもごくまれにあるそうです。

 

4.カテゴリ ページまたはランディング ページで特集記事への rel=canonical リンクを指定する
カテゴリやランディングページで rel=canonical を特集記事に設定してしまうと、カテゴリやランディンページが検索のインデックスから外れてしまうので気をつけましょう。

 

5.タグ内に rel=canonical を入れる
しっかりとタグ内に記述する事

 

まとめ
重複ページの本文コンテンツのほとんどが canonical ページにもあることを確認する。
rel=canonical の指定は1ページで1つとし、かつページのタグ内で指定する。 rel=canonical のリンク先が、有効なコンテンツが含まれている URL であること(404 やソフト 404 ではないこと)を確かめる。 特集記事が検索結果に表示させたい URL と見なされてしまうため、ランディング ページまたはカテゴリ ページで特集記事への rel=canonical リンクを指定することは避ける。 グーグルウェブマスター公式ブログより引用

イベント 「ウェブマスター1年生のための『ホワイトハットSEO』」 に参加します

5月16日(木)に行われたイベントに参加するという告知記事です。

組織のロゴの schema.org マークアップのサポートを開始しました

googleが組織ロゴのマークアップ( schema.org )をサポート開始したとの事です。

schema.orgを導入する事で
検索エンジンでリッチスニペットを表示が可能になります。
ページのカテゴリやテーマをgoogleに伝える事が出来ます。

詳しくは、「NAVER Engineers’ Blog」の「初心者向けschema.org講座」に詳しく説明してあります。

Google+: モバイル サイトでのコンテンツおすすめ機能

google+は最近リニューアルされましたが、モバイル版もつ解約なっているようです。
例えば ログインしてなくても Forbes(雑誌・ニュースサイト) ではgoogle+での+1などの情報からおすすめの記事を簡単に見つけるよう事が出来るようになったり、ブラウジングをさまたげ事無く情報を取り出しやすくなったりと改善しています。
その他にも機能面での説明もされています。

まとめ

今月はSEO対策に役立ちそうな記事は、rel=canonical と schema.org ですね。
先月がいまいちだったので、今月は心配していたのですが役立つ情報が入っていました。
個人的には、前回の記事で紹介した「googleの検索エンジンがペンギンアップデート2.0(Penguin 2.0)に」について書いてくれるかなと思ったのですが、その点は期待外れでした。
それともう少し、マット・カッツさんのブログの内容を紹介してほしいと思います。