android OS のシェア率やバージョンについて調べてみました。(2013 年8月)

android OS の開発が進み、使いやすさも飛躍的に向上しているおかげでしょうか?良い評判もよく耳にするようなり、私の周りの人と私が個人的にはまっているだけかもしれませんがandroid に注目が集まっている気がします。
今頃遅いと突っ込まれそうかもしれませんが、私は ios から android に少しずつシフトしていて、nexus7が発売されれば、一気に android の利用頻度が上がりそうです。

 

そんな中で、android には OS のバージョンが多数あり、バージョンによってシェア率も大きく異なります。
そこで、android OS について少し調べてみました。

android OSの歴史

andoroid OS は1.0の発表から、小刻みにバージョンアップしてきました。
当初、オープンソースで配布されたOSは、端末の発売会社が独自仕様にカスタマイズしたOSを搭載して販売され、なかなかアップデートに対応できないケースが目立っています。
そんな中、google から OS をカスタマイズされていない素のままの android os を搭載した nexsus7 が発売されています。nexus シリーズは os のアップデートがすぐにできる事も特徴の一つです。
android os の種類と公表時期、シェア率(世界)をまとめてみました。シェア率は、androidのディベロッパーページより参照しています。

 

OS コードネーム 発表時期 シェア率
1.0 2008年9月23日
1.1 2009年2月9日
1.5 Cupcake 2009年4月30日
1.6 Donut 2009年9月15日 0.1%
2.0/2.1 Eclair 2009年10月26日 1.2%
2.2.x Froyo 2010年5月21日 2.5%
2.3.x Gingerbread 2010年12月6日 33.1%
3.x Honeycomb 2011年2月22日 0.1%
4.0.x Ice Cream
Sandwich
2011年10月18日 22.5%
4.1.x/4.2.x Jelly Bean 2012年6月27日 40.5%
4.3 Jelly Bean 2013年7月24日?

 

 

こうしてみるとandroidは、古いOSのまま利用している人も結構多いようですね。特に、端末を開発している会社がアップデートを放棄したりしてそのまま、古いバージョンのOSを利用しているユーザーも多いようです。
私が利用している android の中華タブレットも4.01からのアップデートは期待できない状態です。

スマートフォンとタブレットの OS 別シェア率

wikipediaから参照したデータです。調査会社によって割合は多少上下しますが、国内のデータから抜き出したいと思います。

 

スマートフォン

 

時期 総数 Android iOS Microsoft その他
2011年11月 15,100,000 61.0% 33.0% 5.7% 0.3%
2012年6月 24,086,000 64.1% 32.3% 3.2% 0.4%

※コムスコアの調査結果より

スマートフォンに関しては、android は機種のラインナップが豊富なのとdocomoがiphoneを販売していない影響もあり6割近いシェアを取っていますね。
それでも、ios は機種を1種類(容量のラインナップは有り)しか出していないにも関わらず3割のシェアを獲得しているのは凄い事です。
そして、驚きなのは2011年の11月にmicrosoftがシェアを6%近く獲得している事です。

 

タブレット

 

時期 Android iOS その他
2012年12月 57.7% 40.3% 2.1%

※BCNの調査結果より

 

タブレットに関しては、日本ではipadの人気が高いようですね。今後、nexus7等のandroidタブレットに注目が集まっているので、今後に期待といったところでしょうか?
またipadminiにレティナディスプレイが搭載されれば、iosのシェア率を伸ばすかもしれませんね。

まとめ

android の難点は、オープンソースである為、メーカーが独自にカスタマイズしたり、独自開発のアプリを強制的にいれて販売する為にアップデートについていけないという点ではないでしょうか?
その点を克服できる、nexusシリーズがあるのですが、価格は安くアップデートにも対応出来て性能は高いけどSDカードが利用出来ない等、一長一短は有りますが理想的な端末のような気がします。
今後も、このシェア率を基にホームページの制作を進めないといけませんね。