ペンギンアップデートとパンダアップデートの違い
最近、SEO関連の記事を書くと必ずと言っていいほど出てくるペンギンアップデートとパンダアップデート。そして、このブログのアクセス解析でもパンダ,ペンギン,違い等で検索して来る方も多いので記事にします。
以前、このブログでもペンギンとパンダアップデートの内容を記事した事があります。
実は、ペンギンとパンダでは検索エンジンのアップデート内容が異なります。
歴史では、先にパンダアップデートが誕生しました。
2011年にはじめてパンダアップデートがアップデートされた時、googleの検索エンジンはSEOを専門にしていた業者を中心に大きな影響を与えました。
その後、何度もアップデートが繰り返される度にSEO専門のニュースサイト等では話題にのぼって賑わせています。
そして2012年4月にgoogleは、ペンギンアップデートと呼ばれるアップデートを行いました。
SEOを専門にしている業者をはじめ、SEOを気にしているWEB制作会社からすれば、これまでのSEO対策における常識がひっくり返されるぐらいの衝撃的な内容でしたが、きちんとコンテツの内容で勝負しているサイトにとっては意義のあるアップデートとなりました。
その理由は、この後説明していきます。
パンダアップデートのポイント
- ・コンテンツの内容を重視する
- ・オリジナルのコンテツである(他サイトのコピーは不可)
- ・ページ内でのコンテツ量(繰り返しは不可)
- ・専門的な内容・データを基に構成されているページ
等、コンテツ・ホームページのの内容や情報量を重視しています。
上記のリストがパンダアップデートでもっとも重視される大切なポイントですね。
サイトの情報をしっかりと、自分の言葉で専門的な知識を詳しく伝えているサイトを検索結果の上位に表示するされるようになりました。
- ・人の文章や内容をコピーしたサイト
- ・どこかのサイトそのものをコピーしているサイト
- ・内容ないページを量産しているサイト
といったサイトは内容がないという事で検索の順位から消えて行く運命にあります。
要は、手間をかけて、みんなの役に立つページを作りましょう、ユーザーに有益な情報を見てもらえるようにしますという事ですね。
「検索して、表示されたページの内容が役に立たなければ意味がないし
私たちgoogleの信用も下がるので、よりよいページを表示させますよ」という事ですね。
では、ペンギンアップデートは?
ペンギンアップデートのポイント
- ・キーワードやディスクリプションで関連性のない単語が入っていないか
- ・ページランクの高いサイトからの不自然なリンクをもらっていないか
- ・リンクの売買があるサイトからのリンクをもらっていないか
- ・スパムや不正なウェブサイトからのリンクをもらっていないか
- ・不自然な相互リンクの多いサイト
- ・一定に期間でリンクが増え続けているサイト(月に100リンクづつ等)
- ・品質の低いサイトからのリンクが多い
等、これまでのSEO対策では有効的だった方法が出来なくなり、検索結果から下がる対象となりました。
これまで、リンクを買ったり、不自然なリンクを増やしたり、相互リンクを行ってきたサイトが対象となっています。
これまでのgoogleの検索結果で上位に表示されてきた品質の低いサイトを一掃しようした動きだと思います。
これからのSEOのポイント
- ・しっかりとした内容のページを作る
- ・不自然なリンクを買わない
- ・更新をしっかりとする
まず、パンダアップデートで内容のないサイトや情報をコピーしてきたサイトを検索結果・ページの重要度を下げて、次にそういったページから不自然なリンクを貼られているサイトも一緒に検索結果の上位から下げる狙いがあったのだと思います。
ここにきて、googleは検索結果の重要性、ユーザーにとって有益な情報を出す事に力を入れています。
では、これから重視される効果的なSEOとは何でしょうか?
それは、『しっかりとした内容のある、ユーザーにとって有益な情報を提供するサイト』が最大のSEO対策となって来るでしょう。
もちろん、これまでのSEO対策もバランスを見ながら必要になって来るでしょうが、それはきちんと分析して勉強してく必要があるでしょう。
低品質なSEO対策を行っている所は、なかなか検索結果上位にあげるのは難しくなってくるでしょう。
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