今の時代に合っていないSEO対策はマイナス評価になる
最近、知り合いが自身のホームページでSEO対策をしたから見てほしいと言われたので、中身をみてみたのですが何処を対策したのか分からないぐらい古い作りのままだったので対策したポイントを聞いてみると、キーワード、ディスクリプション、タイトル等は全て変更してページも増やしたという事でした。
確認してみるとキーワードは入れすぎだし、ディスクリプションの文章もキーワードだらけで長すぎる、増やしたページはどうみてもコンテンツの使い回しでした。
何をみてSEO対策をしたのか聞いてみると、数年前に購入したSEO対策の本があったのでそれをみて対策をしたそうです。
googleでパンダ・ペンギンアップデートが行われる前に発売された内容のSEO対策を行っていたのです。
すぐにお勧めの新しい本と修正点をアドバイスしたのですが少し恐ろしいと感じたので、知り合いが行った絶対にしてはいけない対策を記事に致します。
キーワードとディスクリプション
キーワード
入れすぎずに2~4個ぐらいがベスト、多くても6個迄が理想です。それ以上入れてしまうと、キーワードの1つ1つのキーワードの力が分散されてしまうので意味がなくなってしまします。
ディスクリプション
検索結果時に表示されるとても大切な文章です。キーワードを織り交ぜつつ80文字~110文字程度が丁度良いです。検索結果で表示される文章なので読みやすく簡潔にサービスの説明をしっかりとしている文章の方がクリックされる可能性は高いです。
このディスクリプションの文章次第でアクセスアップにつなげる事も可能です。
検索結果時に表示される情報
類似ページの作成
商品ページ等で色違いのページを複数公開したり、大きさや容量の違うページを増産する事も危険な行為です。「海外SEO情報ブログ」の「ECサイトにおける色違いやサイズ違いの商品ページのベストプラクティス」の記事にも書いてありますがパンダアップデートが導入されてからはこの類のSEO対策はペナルティの対象となる可能性があります。
ショッピングカートの関係上、どうしても個別ページにする必要がある場合は、「rel=”canonical”」タグを使用して個別ページを作成しましょう。
相互リンクページ
知人のサイトでは相互リンクページが残っていました。未だに募集しているみたいだったので、まずは相互リンクページの撤去をしてもらいました。そして今後、相互リンクの申し込みもしないように注意しました。
相互リンクにも良い相互リンクと悪い相互リンクあります。もし判断が出来ないようでしたら、相互リンクはしない事をお勧めします。マット・カッツさんが相互リンクに対してyoutubeで発言しているので、気になる方はみてみて下さい。
日本語字幕で見る事が出来ますよ。要はユーザーの為になる相互リンクだったら良いみたいですね。
ただし、一昔前のように検索順位を上げたりページランクを上げるための相互リンクとして考えるのはペナルティの対象となる場合があるので気をつけましょう。
有料リンクの購入
一気に相互リンクが増えて手間もすくなくて済むので、一昔前のSEO対策では凄く人気のあったサービスです。いまでも営業電話でリンクを3000件でいくらみたいな営業電話がかかってきたりする事があります。
その他にも、リスティング広告なんかでも見かける事がありますが、これもペナルティの対象となる可能性が高いです。特に一気に外部リンクが増えると、不自然に見えてしまいます。
まとめ
今回は知人に注意したSEO対策をまとめてみました。そこで気になったのは、間違ったSEO対策をそのまま続けている人がまだまだいるという事です。
そこで、このスタッフブログで「一から始めるSEO対策」という記事を連載していこうと思います。まずは基本的なSEO対策から、オリジナルブログの内容、goolge等のツールの使い方等を分けて解説していきたいと思います。
基本的には内部施策を基本に、誰でも可能なSEO対策を解説していきたいと思います。
-
前の記事
googleが選挙活動のSEO対策ついてのQ&Aを公開、一般サイトにも活用出来る内容 2013.07.19
-
次の記事
第1回 はじめてのSEO対策で知っておくべきこと 2013.07.24