ホームページでの画像読み込みが異常に遅いので、サーバーを真剣に選んで乗換ました。
弊社では、9月に中旬に、TREVOではサーバーを変えました。
原因は
- ・画像が表示されない事があった
- ・javascriptの読み込みが遅い
- ・CMSの動作・再構築、特にMTが遅い
等の原因が多発したため、三ヶ月でサーバーを移転する事になりました。
では、なぜそのようなサーバーを選んだかというと安かったからです。
ただそれだけで選びました。
これまで、安いサーバーを選んでも特に問題は無かったので、試験も兼ねて借りてみたのですがひどかったです。
会社立ち上げ前は、CPIというKDDIグループが運営しているサービスを利用していたのですが、共用サーバーでも問題なく動いていました。
で、今回安いサーバーに乗り換えたとたん、表示がうまくいかなかったり読み込みが遅いという不具合が多発しました。
安いサーバーでも、用途によっては十分の場合もあるので、一概に高いサーバーが必要というわけではありません。
TREVOに必要だったサーバーとは
- ・CMSを複数入れてテスト出来る環境
- ・Mysql等のデーターベースを多数利用出来る
- ・お客様の確認用のページ環境を設置出来る
- ・スタッフブログ等アクセスのサイトも設置出来る。
を条件にサーバーを探しました。
サーバーの選び方
必要なサーサーバーを実現するためにいくつかのサーバー会社で、無料体験の可能なサービスが出来る会社を試してみました。
等のサーバーをテストしてみました。
共用サーバープランだと、一緒に入っているサイトにもよるので、あくまでアバウトな数値になりますが参考にはなります。
では、どのようなテストを行ったか
- ・サーバーの負荷テスト
- ・表示速度のテスト
- ・CMSインストールと動作スピードのテスト
の三つを行いました。
サーバー負荷テスト
サーバーの負荷をテストする事で、サーバーのスペックやどの程度アクセスに耐えれるかが分かります。
テストは、LOADIMPACTというサイトを利用しました。
実際に利用しているサーバーと、新しく借りるサーバーとの数値を比較します。
その他にも、負荷テストのやり方はあります。
さぶみっと!japanの「WEBサイト負荷テストツール7選 [2012/3/7]」を参考にすると良いでしょう。
表示速度のテスト
いくつかのサービスを併用して、9時、11時、12時、14時、17時、19時の時間に計測しました。
但し、共用サーバーの場合は注意が必要で、テスト環境と実際の環境は違うという事です。
テスト環境は、アクセスが空いている分スピードが出るという可能性があります。
弊社は今回、専用サーバープランだったのでこの数値を参考にしました。
もちろん、共用サーバーでも数値が大きくかけ離れていれば、数値を図って参考にする事は可能です。
利用したサービス
紹介ページ
非常にシンプルなサイト表示速度測定サービス「サーバレスポンス時間測定」
以前のサーバーだと、0.14~0.15だったのが0.09ぐらいまで速くなりました。
を利用しました。
CMSの動作テスト
これは、使用するCMSをインストールしテストしました。
- ・画像等の重いファイルのアップロード
- ・管理画面の表示スピード
- ・記事をインポートした時のスピード
- ・記事検索のスピード
等、CMSを利用す時のスピードを体感で調べます。
特に、記事検索のスピードは調べる上で有効です。
結論
やはり、それなりの環境を整えようと思うと金額もかかってしまいます。
そして、今回驚いたのは専用サーバーが凄く快適だという事です。
弊社のサイトの、javascriptと画像の読み込みスピードは飛躍的に速くなり、MTやWPでの検索も速くなりました。
そして、時間帯によって遅くなったりする事も無くなり、若干ページビューの数が上がったように感じます。
まだ、二週間のデーターなので何とも言えませんが、新しいサーバーに変更して良かったです。
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