1月のgoogleウェブマスターツール向け公式ブログまとめ
- 2013.02.06
- Googleウェブマスター情報 その他
- googleウェブマスターツール, youtube, アクセス数, コンテンツ
2013年の最初の月も終わったので、恒例のgoogleウェブマスター向け公式ブログのまとめていきたいと思います。
2013年1月は4本の記事で気になったのは、レスポンシブウェブとハッキング対策の記事ですね。
その他には動画の字幕を自動翻訳できるようになった事の紹介や画像検索の表示方法が少し変わった事を紹介した記事です。
レスポンシブ・ウェブデザイン – メディアクエリのパワーを使いこなす
YouTube 字幕を使って Google Webmaster Central Channel の動画を見よう!
あなたのサイトは大丈夫?身近に潜むハッキングの危険とその対策
新しくなった画像検索 – ウェブマスターの皆さまへのポイント
の四本です。
レスポンシブ・ウェブデザイン – メディアクエリのパワーを使いこなす
googleはアクセシビリティの観点から、モバイルページの設置を推奨しています。
そしてgoogleでは新たに、端末毎にリダイレクトの必要のない、1つのURLでPCとモバイル用のページを共有できるレスポンシブ・ウェブデザインのガイドラインを策定し始めています。
その内容が以下の通りとなります。
1.ページは、どの画面解像度でも読みやすく表示される
2.どの端末でも表示できるようにコンテンツをひとかたまりごとにマークアップする
3.ウィンドウサイズにかかわらず、水平方向のスクロール バーは表示しないようにする
googleはレスポンシブウェブデザインについて、トラフィックの25%はこのレスポンシブウェブに対応していないPC(ブラウザ等)からのアクセスので導入には注意が必要だという事も伝えています。
またテスト環境を整えて、Android SDK (英語) や iOS Simulator (英語) を使用してテストする事も勧めています。
モバイルブラウザ対応に関しては、新たなトラフィック(アクセス数)を獲得する事に繋がるの魅力的です。
また今回の記事では、レスポンシブウェブの技術的対応方法等も紹介しているのて、詳しくはgoogleウェブマスター向け公式ブログの「レスポンシブ・ウェブデザイン – メディアクエリのパワーを使いこなす」をご覧ください。
個人的にレスポンシブウェブデザインは嫌いではないですが、タブレット用のサイトは好きになりません。
タブレットに関しては、画面はそこそこ大きいのでPCサイトのデザインで観覧したいといつも思います。
YouTube 字幕を使って Google Webmaster Central Channel の動画を見よう!
youtubeで登録しているチャンネルの一つで、「Google Webmasters」というチャンネルがあります。
こちらでは、gooogleが提供するウェブに関する技術などを紹介してくれる動画がアップされています。
そんな中で、自動翻訳ではなく日本語字幕を整備してくれた動画の紹介記事です。
Introduction to Rich Snippets (リッチ スニペットのご紹介)
Disavow Links (リンクの否認について)
Webspam Content Violations(ガイドライン違反となるコンテンツ スパムについて)
今後もどんどん対応してくれるそうなので楽しみですね。
あなたのサイトは大丈夫?身近に潜むハッキングの危険とその対策
サイトのハッキング対策とどのような危険があるかの記事です。
では、ハッキングとはどのような物かというと
悪意のある第三者が一般のサイトをハッキングして検索結果を操作したり、悪意のあるコンテンツやスパムをばら撒くために利用することがあります。
という事です。
googleでは危険だと思われるサイトを検知した時に以下の画像のように警告メッセージを表示してくれます。
また、マルウェアに感染している可能性がある場合は
このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります
という警告文が表示されます。
感染やハッキングを検知した場合、ウェブマスターツールを通してメールで警告を送ってくれます。
また、ハッカーは.htaccessを悪用して自分のサイトからスパムサイトへ誘導する場合があるので注意が必要です。
防止策も詳しく記事内で紹介されているので気になる方は、googleウェブマスター向け公式ブログの「あなたのサイトは大丈夫?身近に潜むハッキングの危険とその対策」をご覧ください。
新しくなった画像検索 – ウェブマスターの皆さまへのポイント
画像検索時に、画像のサイズや型式、画像の掲載ページへのリンクなどが確認しやすくなりました。
変更点は以下の通りです。
・従来のように別のランディング ページへユーザーをリダイレクトする代わりに、これからは検索結果の画像のすぐ下に、画像に関する詳細情報(メタ データ)を表示します。 画像が含まれているページのタイトル、ドメイン名、および画像サイズといった主要な情報を画像の横に見やすく表示します。
・ドメイン名をクリック可能にしたことに加え、元の画像が載っているページを訪れるための新しいボタンも追加しました。つまり、クリックして元の画像の載っているページへ移動できる箇所が、これまでの 2 つから 4 つに増えます。Google で実施したテストでは、これによりクリックが増加する傾向が認められました。
・元の画像のページを iframe に読み込んで詳細画像の背景に表示することはなくなります。これにより、ユーザーに対してより速い検索体験を提供することができ、また、元の画像があるサイトのサーバーへの負荷を減らし、さらにウェブマスターが利用するページ ビューなどのデータの精度を高めることもできます。画像検索クエリ データは従来通り、ウェブマスター ツールの 上位の検索クエリ で確認できます。
これまでよりも、画像の検索が楽になりました。特に画像サイズが分かりやすくなったのは嬉しいですね。
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