htmlの進化・バージョンとその機能
みなさん、ホームページを作る際に裏で使用するコード、HTMLって実は結構進化してるんですよ。ご存知でしたか?
今回の記事は、興味ある人が少ないだろうなと思いつつも、自分自身の復習の為にも記事を書きます。興味のない人はごめんなさい、多分アクセス数も伸びない内容だと思います。
ホームページの裏側では、htmlというコードを使ってデザインしたページを表示しています。
htmlとは、HyperText Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)の頭文字を取った略称です。
日本語訳すると、「超越した文書、文字のフォント,大きさ,修飾などをテキストファイルに記述するための言語」となります。長い…
htmlって何が出来るの?
要は、web上に文章や画像を載せる為のプログラムのようなものです。
<head>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>
本文
</body>
</html>
これがページを表示させる為の最小限のプログラムです。
この中に、画像の場所を指定したり、ボタンの上にカーソルが来たら違う画像を表示させる命令を書いていくのがホームページ制作になります。
では、そろそろ本題に入っていきます。
htmlの歴史
とあります。
ここから、htmlの歴史がはじまり
HTMLのバージョン | 年月日 |
HTML2.0 | 1995年 |
HTML3.0 | 1995年 |
HTML3.2 | 1997年 |
HTML4.0 | 1998 年 |
HTML4.01 | 1999年 |
HTML5 | 2014年(予定) |
HTML1.0
一般公開された、初めてのマークアップ言語でした。
- ・見出しの表示
- ・段落の作成
- ・リンク機能
等、現在も使われている基本的な機能はこのHTML1.0から実装されています。
HTML2.0
このバージョンで、文章型定義の宣言が記述されるようになります。
- ・HTMLのバージョン表記
・使用言語の表記
・入力フォーム機能
そして、HTML2.Xで日本語が扱えるようになったのも大きな変更です。
HTML3.0→3.2
このバージョンから、現在のホームページの形に近づいていきます。
- ・表組み
・文字の配色
・音、映像、javaアプレットの使用
等、ホームページで出来る事が一気に多くなったバージョンです。
HTML4.0→4.1
このバージョンが今も、使用されているhtmlです。
ここで、よりユーザーのアクセシビリティが高くなっています。
そしてなによりも、CSS(スタイルシート)の実装が大きなポイントです。
このように、HTMLは順調にバージョンアップして行くのですが、1999年以降その進化は止まります。その間にも、XHTLが出てきたりもしましたが、今回は触れませんので、気になる方はXTHMLのwikiをご覧ください。
意外と、1999年以降そんなに進化していなかったhtmlも新時代を迎えます。
それが、html5の誕生です。
html5とは
実は、html5はまだ策定中で、2014年の正式勧告を目指している段階ですが、新しい技術の好きな技術者たちはどんどんこのHTML5で制作を進めていますが問題もあります。
それは、古いブラウザでは動かなかったり正しく表示出来ない事や、正しく表示させる為にコストがかかってしまう事があるという事です。
しかしこれまで、htmlでは表現できなかったアニメーションや大きな動きを取り入れる事が出来るようになったのがhtml5の特徴で魅力の一つです。
HTML5.0
- ・入力フォームに入力補助や検証が出来るフォーム作成が可能
- ・動画(video)、音(audio)、FlashやSilverlight等をプラグイン無しで表示が可能
- ・ブラウザ上で絵が書ける
等など、色々な機能が追加されています。
HTML5とCSS3、javascriptを使用する事で、これまでFLASHの導入が必要だったインタラクティブなコンテンツもHTLM5なら表現が可能となりました。
今後もHTMLは進化して行き、作業は複雑化して行くのです。
怖くもあり、楽しみでもあります。
色々なツールが出回り、表現の幅がどんどん広がっているホームページの世界です。
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